傷口にユーゲル

主にアニメとか漫画とか仕事のこと

『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 痛』パロディ元ネタ考察

降りしきる雨の中、生まれたばかりの新刊が鳴いていた。 足を止めて見下ろすと、『保護してあげてください』とマジックで書かれたダンボールの中に、1冊の電撃文庫があった。哀れみを誘うような鳴き声とは裏腹に、その全身からは漲るような闘気が立ち昇り、…

『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』パロディ元ネタ考察(短編版)

電撃文庫の寄生虫パラサイド、『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』は現在カクヨムで特別短編を絶賛公開中なので、そちらも取り上げていこうと思う。kakuyomu.jp 前 『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』パロディ元ネタ考察 - 傷口に…

『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求』パロディ元ネタ考察

電撃文庫の獅子身中の虫、『賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求~愛弟子サヨナのわくわく冒険ランド~』を読んだ。ハマった。ので、読み返しがてらネタの掘り返しをしていこうと思う。賢勇者シコルスキ・ジーライフの大いなる探求 ~愛弟子サヨナの…

『ロストアーカイブ』グリプス戦役(ビリジアン編)

増長したカリラをわからせるために辿り着いた先は、やはりカリラだった。 一時期のシャドバを思わせるゴブリンの暴力に対抗するため、離反した獣たちは外へと踏み出す。 その一歩がカエルと爆弾に泣かされた者への光となることを望んで。 前 『ロストアーカ…

『ロストアーカイブ』魔術師、還らず

新たな戦力を手に入れたポートエレンに待っていたのは、新たな絶望だった。ゴブリンとカエルの群れに蹂躙される月詠の聖女。正月衣装のせいでくっころ成分が増したヴァレリ。味方のおじいちゃんを過労死させるリーザ。ゴブリンの勇者に怯えながらも、ドラゴ…

『ロストアーカイブ』不公平な賛美歌 全カードレビュー

全カード公開されたので、実装前ギリギリだけどレビュー。※2019.12.28追記 【盾割りの大男】、【反抗する魔術師】、【ゴブリンの名医】、【擬態するメレオス】、【規格外の贈与】、【詠唱録音機】、【有毒の樹】を修正。

『ロストアーカイブ』月に吠える

ロストアーカイブは頻繁にバランス調整を行うことを公言しているゲームであり、結果的に環境の変化はライブ感を強める傾向がある。デッキの中核を担っていたカードが弱体化されるという事実は悲しみも生むが、そのおかげで初めて注目されるカードが出てくる…

【メギド72】出張仕事人フルフル

急にフルフルを使いたくなったので。 前の 【メギド72】コルソンのぬいぐるみを使い倒すための3パーティ - 傷口にユーゲル

『ロストアーカイブ』カード調整と村おこし

カード調整が行われて数日経ったので、使ったり使われたりしての感想。 前回 eno000.hatenablog.com

『ロストアーカイブ』初心者的雑感と強そうなカード

いつの間にかジェネリックFaeriaみたいなDCGがリリースされていたので、手を出してみた。eno000.hatenablog.com Faeriaと比べてだいぶシンプルなフィールドになったが、独自システムが面白く、けっこういい感じ。レートが1300まで行ったので、雑感をまとめて…

『天気の子』感想 現実と地続きの世界で

ネタバレを含む感想。あと『君の名は。』と『言の葉の庭』にも触れる。

【メギド72】コルソンのぬいぐるみを使い倒すための3パーティ

指名チケットがまた販売されている。以前はフォルネウスを推す記事を書いたので、今度はティアマトについてでも書こうかと思ったが、指名対象の中間結果で真メギド中1位だったらしいので、代わりにコルソンのことを書こうと思う。「メギド72」フォルネウスを…

なぜ我々は老人が嫌いなのか

破損した金属の壁を直してもらうために板金屋に来てもらった。

個人的に好きな平成アニメを振り返る(2010~2019年)

2010年代がすでに終わろうとしていることに驚愕を禁じ得ない。

【メギド72】アムドゥスキアスとマルファスの友人関係

www.pixiv.netメギド72のSSを書きたくなったので、書いた。書いた後から、あんまりタイトルが内容を表してないんじゃないかという気になったので、こちらに余談のようなものを追記する。 アムドゥスキアス、マルファスのキャラストと、ストーリー6章2節まで…

個人的に好きな平成アニメを振り返る(2000年~2009年)

ゼロ年代はいろいろと濃い。 深夜アニメが人気を博してきて、セル画からデジタルへ移行した時代でもある。 90年代後半から続いてきた『セカイ系』の残滓は、この年代で息の根を止められた。

「自分が障害者になっても同じこと言えるのか」論の持つ2つの問題

相模原の障害者施設殺傷事件の話題の時、たびたび聞いたロジックがある。いわく、『容疑者は「障害者は生きているべきではない」と主張するが、もし自分が障害者になっても同じことが言えるのか』という主張だ。 容疑者本人、もしくはその行動や理念に共感す…

個人的に好きな平成アニメを振り返る(1989年~1999年)

そろそろ平成が終わるらしいので、平成とともに生きてきた人間の一人として、これまで見てきた平成アニメを振り返ってみる。 さすがに30年間は長いので、3分割で。

「メギド72」フォルネウスを指名するという選択

フォルネウスの話をしたい。 絶賛配信中の絶望を希望に変えるRPG、メギド72が、1周年を記念して指名召喚チケットを販売している。megido72-portal.com もしあなたが祖メギド1体と10連1回のために3000円を支払うのに抵抗がなく、カウンターのエンブリオが予約…

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」総括(神楽ひかり編)

前回「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」総括(大場なな編) - 傷口にユーゲル

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」総括(大場なな編)

最終回を迎えて個人的名作リストに加わった「レヴュースタァライト」を振り返る。伏線や暗喩が多く、繰り返しの視聴にも耐えられる本作だが、別に登場人物の関係に尊みを見出しているだけでも十分に面白いので、カプ厨にも優しい。というわけで、それぞれの…

「少女☆歌劇 レヴュースタァライト」に散りばめられた格好良さ

今期一番楽しみにしているアニメ、「少女☆歌劇レヴュースタァライト」。少女革命ウテナのフォロワーかな? という意識で見ていたが、回を追うごとにどんどん目が離せなくなり、寝ても覚めてもレヴューが脳裏にちらつく体質になってしまった。ストーリーだけ…

「メギド72」推しキャラ10選

メギド72というプレステ2時代のコンシュマーゲーを思わせるゲームを細々とやっていたが、難所と言われる4章ラストまでクリアできた。何気に熱いストーリーや気持ちのいいBGM、戦略性のある戦闘システムなど褒めるところは多いが、やはりキャラクターの魅力は…

「不滅のあなたへ」6巻 ピオランという人間について

全人類に読んでほしいファンタジー漫画であるところの「不滅のあなたへ」だが、6巻があまりにすさまじかったので筆を取る。不滅のあなたへ(6) (週刊少年マガジンコミックス)作者: 大今良時出版社/メーカー: 講談社発売日: 2018/02/16メディア: Kindle版こ…

電子書籍サイト使いやすさ比較

違法漫画アップロードサイトのほうが正規のサイトより使いやすいという意見があったので、検証してみる。anond.hatelabo.jp 結論から言うと、漫画村(違法サイト)のほうが正規サイトよりUIが上回っているということはない。 ただ、増田氏が使っているのはほぼ…

2017年のTVアニメを振り返る

年の瀬なので、今年のアニメで印象深かったものを時系列順に。続編物は除いている。ランキングとかにはしない。 微ネタバレあり。

FGO第1部ざっくり感想

アズールレーンやドラクエライバルズにタブレットを乗っ取られていたので時間がかかったが、ようやく終局特異点までクリアできたので感想。

「このはな綺譚」5話の色彩演出

がとてもよかったので、感想を書いておきたい。

「異世界スマホ」は神話である

「異世界はスマートフォンとともに。」は特異なアニメである。手違いで死んでしまったお詫びに神様からチート能力を与えられ、異世界をエンジョイするという、なろう界隈ではテンプレートな内容だが、それを突き詰めて映像化すると、すさまじい異質さが漂う…

「誰が賢者を殺したか?」反省会

なんだかんだいって追い続けていた、「誰が賢者を殺したか?」が完結してしまった。 途中から感想記事も書かなくなってしまっていたが、なんだか植物状態で入院していた友人の最期を看取ったような気持ちになっている。 せっかくなので、最終的な感想をまと…