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傷口にユーゲル

主にアニメとか漫画とか仕事のことをつらつらと

「魔法少女育成計画」5話感想

アニメ 感想 魔法少女育成計画

魔法少女は金になる

gyao.yahoo.co.jp

前回
eno000.hatenablog.com


原作ネタバレあり。




・シスターナナとの話し合い

運営に抗議を出したが黙殺されたとのこと。自分に酔っているかのような綺麗事のオンパレードに、リップルご立腹。
シスターナナの様子を見て、リップルの脳裏に浮かんだのは母親の姿のようだ。
喧嘩っ早い性格なので、ウィンタープリズンと険悪な空気になったところをトップスピードに仲裁してもらっている。彼女の苦労人ぶりが同情を誘う。



・「俺だって絶対死んだりしたくねえもんよ。最悪でもあと半年はね」

トップスピードの妊婦設定への伏線。だいたいこの時点で妊娠4ヶ月程度と考えられるが、その割にはアイキャッチに出てきたシルエットのお腹が目立っていた気もする。

さらに重要なことに、魔法少女でいる間は肉体の成長がごく遅くなるため、魔法少女でいればいるほどお腹の子供の誕生も遅れてしまう。それを承知でリップルを手助けしているのだから、トップスピードの聖母っぷりは半端ではない。もちろん、キャンディを集めないと自分が死んでしまうという問題もあるのだろうが。



・双子のネガティブキャンペーン

「白い魔法少女にカツアゲされたっと」というのは、スイムスイムが冤罪を食らう可能性もあるのではないだろうか。でもスイムなら「白スクの魔法少女」と言われているだろうからそれはないか。
メアリに対しては特に何も書かないあたり、一応相手を選んでいるのが伺える。しかしメアリならわざわざ余計な書き込みをしなくても、掲示板でのネガティブなイメージは強そうだ。それにしても最後の「ロボットにビーム撃たれた」というのはひどすぎないか。



・奈々と雫の甘々同棲生活

2人の人間形態が明らかに。デスクに飾ってある写真は誰と撮ったものなのだろうか。

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奈々は大学でオタサーの姫をやっていたのでサークル仲間ではない。大学のゼミか何かの集まりだというのが自然だが、奈々は(おそらく)数学科の所属なので、全員がゼミ仲間ということはないだろう。ただでさえ少ない女子学生が、そんなに偏って配属されているわけがない。
女性が少ない学科では、サークルなどの枠を超えて女性グループが生まれやすい。そういった集まりなのではないかと想像する。もしくは、他学科の学生なのかもしれない。



・ヤクザへのカチコミでキャンディを稼ぐメアリ

札束の厚みからして、報酬は100万円近くありそうだ。
『困っている人を助ける』ことができれば善悪は関係ないということなら、相当効率がいいやり方だ。

スノーホワイト組が火事から2人の人間を助けた時は413個増えていたので、それに近いレベルで稼いでいると思われる。



・シスターナナに道具を売りつけるマジカロイド

挿入する隙間があるかなと危惧していたが、普通にこのエピソードを入れてくれた。嬉しい。
「スミマセン、言ってることが、全然わからないデス」という台詞の時のSEが狂おしいほど好き。

「理想の王子様は、私を守る立場であり、私は守られる立場でなくてはならないのに」というのが、シスターナナの本質を端的に表している。
また、「あの方が魔法少女になる手助けをしたいのです」という台詞も、彼女の傲慢さと盲目的な自己愛を感じる。何しろ雫本人の意志はまったく無視である。ただ、雫がこのことを知っていたとしても、間違いなく奈々の行動を喜ぶだろうと考えると、ある意味通じ合っている2人なのだといえる。

マジカロイドの貴重な魔法使用シーンでは、原作ではデザインがわからなかった道具の外見が見られてなかなか面白い。なんとなく、ドラえもんやキテレツに出てきそうなデザインだ。道具を出す時の演出も、モロにそれである。
今回の道具で唯一武器になりそうな、『対魔法生物光線銃』というのは、魔法少女にも有効なのだろうか。アリスやスイムスイム相手に使ったらどうなるのかがちょっと気になる。

それにしてもこの2人が並ぶと、上背の違いがよくわかる。無印まほいくは、やけに小さな魔法少女が多い。

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アイキャッチ

奈々の説明に、『人間の時は平均より体重が多いのが悩み』と書かれているが、ファンブックのイラストに比べると、だいぶマイルドに見える。

雫の説明は、『ナナの思惑を超越した部分で彼女を全肯定している』である。やはりこの2人の関係は湿度の高い闇を感じる。



・ウィンタープリズン対クラムベリー

「やはり採石場には、マフラーがよく似合う」という、地味に好きな台詞もちゃんと入れてくれた。

戦闘シーンがかなり格好良く、クラムベリーを投げ飛ばした先に壁を出現させて攻撃するなど、ウィンタープリズンの強者感が出ていていい感じ。壁が出現する時のSEも気持ちいい。

戦闘による出血はほとんどなく、暴力表現としては、こんなところが妥当だろうか。原作のクラムベリーはウィンタープリズンの眼球を狙って攻撃しており、キックで肉をえぐって歯を砕いている。そういったえぐめの描写がないぶん、アクションはスタイリッシュに作られているようだ。

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唇に指を当てる仕草がなんかエロい


クラムベリーの持っている端末は管理者権限があるため、他の魔法少女のものとは見た目が違っている。なんだか「ひみつのアッコちゃん」のコンパクトっぽくもある。

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テクマクマヤコンテクマクマヤコン



・通学中の華乃と小雪

スノーホワイトに憧れているリップルは、彼女の活躍が気になって仕方ないらしい。こういった細かい描写を入れてくれるのは、とても好感が持てる。

一方小雪の方は、ラブコメを展開していた。

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ここでそうちゃんのことを意識している描写があるのはオリジナル展開のはずだが、この先を考えると……うん。



・アリスの教育

小娘がぬるいラブコメをやっている間に、ガチな方々は濃厚に睦み合っていた。

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アリス教育のシーンは、とても味方が初登場した時のBGMとは思えないほどおどろおどろしい。

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こんなにかわいいのに


「そもそも今回の騒動の発端は、君が16人目として入ってきたから」とウィンタープリズンが言うが、アリスからしたら「知らんがな」といったところだろう。
実際、人数が増えたことなどまったく関係ないし、ただ16人揃えるために魔法少女が欲しかったファヴと、どうしても魔法少女になりたかった亜子の利害が一致しただけだ。



・「今日は、ラピュセルと倶辺ヶ浜で待ち合わせをしていると聞いてますが……」

倶辺ヶ浜というのはスノーホワイトの担当地区。ルーラに襲われた鉄塔がある場所だ。
しかし実際に待ち合わせていたのは別の場所のようなので、チャットでの待ち合わせ場所はフェイクで、別の連絡手段で場所を決めていたということだろう。そうちゃんの反省が活かされている。
スノーホワイトを探して別の場所に行ってしまったアリスがちょっとかわいそう。



・そうちゃんとクラムベリー

濃厚なフラグを積み重ねた後のこれである。
「出てきたらどうだ」と言っている次の瞬間には、そうちゃんのすぐそばにクラムベリーがいるのがちょっとシュール。



●まとめ

コメディからバトルと目まぐるしい回。もう出番が残り少ないマジカロイドのエピソードがあったので、ファンも安心。これにより、シスターナナの内面も、よりわかりやすくなった。
クラムベリーが黒幕であることはほぼ確定的に示されたので、そうちゃんがかなりヤバい状態なのは誰の目にも明らかだが、多少は戦闘シーンが描かれたりするのだろうか。
次回いきなり葬式シーンから始まりそうでワクワクして怖くなってきた。


次回
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