最近読んでる漫画
個別レビューでも書こうかと思ったけど、めんどいので覚え書き的に。
●メイドインアビス

- 作者: つくしあきひと
- 出版社/メーカー: 竹書房
- 発売日: 2014/06/19
- メディア: Kindle版
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世界観が好き。ロリな主人公のリコがショタな人型ロボットのレグを拾って、一緒に『アビス』と呼ばれるダンジョンを探索していく話。
ほんわかした絵で、けっこうえげつない描写がされる。また、耳か尻尾が生えてれば獣人扱いされる昨今の軟弱なトレンドに逆らい、気合の入ったケモナーも満足なケモ子が出てくる。
雰囲気的にそろそろ大詰めな気もするけどどうなんだろうか。

ゴールデンカムイ 1 (ヤングジャンプコミックスDIGITAL)
- 作者: 野田サトル
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2015/02/19
- メディア: Kindle版
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最近各所でプッシュされている。バトル漫画でサスペンスでグルメで雑学。いろいろ欲張りな作品。
出てくる囚人がどいつもこいつも濃すぎてすごい。キャラクターの作り方が本当にしっかりしている。
細かいことだが、杉元が「アシリパさん」と、さん付けして呼ぶのが好き。
顔芸がなければ美少女なアシリパさん

デッドデッドデーモンズデデデデデストラクション 1 (ビッグコミックススペシャル)
- 作者: 浅野いにお
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2014/09/30
- メディア: コミック
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かなり続きが楽しみな漫画。こういう『非日常が日常化している』日常系な話は好み。
いちいち台詞にリアリティがあって、飽きさせない。特に、おんたんの絶妙なコミュ障感と、実はいい子な内面が見える描き方は、作者の非凡な才能の現れだろう。
●ランド

- 作者: 山下和美
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/04/23
- メディア: コミック
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珍しい和風ファンタジー。というよりSFか。
隔絶された集落とそれを取り囲む謎の巨人『四ツ神様』。謎を小出しにして続きを読ませるのがうまい。
小さなコミュニティの、息が詰まりそうな閉塞感と、無邪気な悪意。少女漫画的な要素もある。
●ACMA:GAME

- 作者: メーブ,恵広史
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/08/23
- メディア: Kindle版
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すごく好きなんだけど、あんまり話題になっていない気がする漫画。ライアーゲームとか嘘喰いみたいな知能バトルもの。
それらと違って明らかに超常的なファクターがゲームに組み込まれているが、それがかえってプラスに働いている。キャラクターも魅力的で、最近では特に初くんが反則的におもしろい。
なんか笑ってしまったコマ

賭ケグルイ 1巻 (デジタル版ガンガンコミックスJOKER)
- 作者: 河本ほむら,尚村透
- 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
- 発売日: 2014/10/22
- メディア: Kindle版
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上と同じ知能バトルもの……に見せかけた顔芸漫画。
主人公の夢子がひたすらギャンブル狂いで、賭けのたびになんだか妙にエロい表情が見られる。
ゲーム自体はそれほど特筆するべきところはない。現実的にはちょっと無理のある設定が多く、さらにどいつもこいつもイカサマを仕掛けてくるので、それを逆手に取るのがメインと言ってもいい。

- 作者: 麻生羽呂
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2013/02/04
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- 作者: 黒田高祥,麻生羽呂
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2016/01/18
- メディア: コミック
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最近完結した。デスゲーム系の作品だが、知能戦というよりは、極限状態の心理に焦点を当てている感じ。
テーマ性がしっかりしていて、最終回までブレずに描ききったことは素晴らしい。
外伝が出ているがそちらは未チェック。

- 作者: 幸村誠
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/08/23
- メディア: コミック
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相変わらず書き込みがすごく、それに比例して刊行ペースも遅い。
ヒストリエといい、アフタヌーンの歴史ものはかなりじっくりと作られている印象がある。
個人的に農場編からがとても好きなので、これからの展開が楽しみである。

僕だけがいない街(1)<僕だけがいない街> (角川コミックス・エース)
- 作者: 三部けい
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 角川書店
- 発売日: 2013/05/18
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最近完結。これ以上ないくらいきれいな終わり方で、個人的には100点。
通して読んで思うが、やはりこの漫画は演出力が優れている。パートだけ抜き出せば陳腐な展開かもしれないが、その見せ方が上手く、自然と引き込まれてしまう。
誰がこの話のヒロインなのかは意見が別れるところだろうが、私は悟のかーちゃんを推したい。

- 作者: ヤマザキコレ
- 出版社/メーカー: マッグガーデン
- 発売日: 2014/04/10
- メディア: コミック
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ちょっとばかし読むのに疲れるようになってきた。
少女漫画的ポエットな空気と台詞は思いのほか体力を使う。
なんだかんだ美少女と骨の怪物っていう組み合わせは素敵なので、続きは追っていく。
●食の軍師
孤独のグルメと比べて、あからさまなおっさん臭が漂う。それがかえって潔い。
五郎は下戸だったがこちらは遠慮会釈なく酒を飲みまくる。たびたび同じ店で顔を合わせる力石に対して一方的に対抗心を燃やす。調子に乗って飲み過ぎて力石に会計を持ってもらう。と、なかなかの俗物ぶりを見せてくれる。
それ以外もちょいちょいオヤジギャグをぶっこんでくるので、合わない人は胸焼けするかもしれない。
しかしタマリマセブンは不覚にも笑ってしまった。
次点で笑ったのは「アジもまたよし!ピース又吉!」

ヒナまつり 1<ヒナまつり> (ビームコミックス(ハルタ))
- 作者: 大武政夫
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / エンターブレイン
- 発売日: 2013/08/01
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相当勢いのあるギャグ漫画。すでに10巻だが、失速する気配がない。最近では、新田が弁当を作る話は、オチまで含めて流れるような良エピソードだった。
そしてアンズはやはり天使。

- 作者: 井上堅二,吉岡公威
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2014/11/07
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こちらも元気のあるギャグ漫画。バカテスの作者らしく、バカな大学生の楽しいサークルライフが妬みと嫉みを添えて描かれる。
ラブコメ成分のある漫画で、工学部が舞台というのは珍しいのではないか。
アニメ化すると映えるかもしれないが、ほとんど毎回未成年の飲酒シーンがあるので無理があるか。
●魔法少女サイト

- 作者: 佐藤健太郎
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 2014/03/07
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ちょっと評価しづらい。だいぶ風呂敷を広げているので、どうまとめて行くのかで評価が変わってきそう。
とりあえず作者の性癖がとてもよく伝わってくる漫画。
●ハクメイとミコチ

- 作者: 樫木祐人
- 出版社/メーカー: エンターブレイン
- 発売日: 2013/01/15
- メディア: コミック
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結局この2人は妖精か何かなのだろうか。
小人たちの生活を細かく丁寧に描写している。ひとつの日常系の形だろう。
獣人というか、ほぼ100パー獣なキャラがたびたび出てくるのでケモナーも安心。
●波よ聞いてくれ

- 作者: 沙村広明
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2015/05/22
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やっぱり沙村なセンスあふれる台詞と緻密な画面。そしてミナレがちょろい。
細かいところでキャラクターの厚みを出していて、話が進むほど愛着が湧いてくる。
基本的にはコメディなのだが、この先ミナレのサクセスストーリーとしての展開も期待していいのだろうか。
まだあるけどひとまずここまで。