「魔法少女育成計画」3話感想
ルーラ組の保育園感。
原作ネタバレあり。
・トップスピードを足に使うスイムスイム
短編のエピソードをここで入れてきた。
この2人の衣装が並ぶと、白と黒でけっこう映える気がする。
また、スイムスイムの「ルーラが言ってた」も、この先重要になる伏線として機能している。
しかし、この2人がうわべとはいえ仲良く二ケツしているのを見ると、なんだかつらくなってくる。
・「もう少しマシな言い訳考えろ、馬鹿」
ちょっと声のトーンが優しい。
・たまの穴掘り
設定では傷をつけた場所に直径1メートルほどの穴を広げる能力だったのだが、すさまじい大きさになっている。複数回引っ掻くとこうなるのかもしれないが、まあ演出だろう。
かわいい
ゴミを捨てた人間は助かるかもしれないが、完全に環境破壊になってしまっているのは突っ込んではいけない。
・「おまえのダチでもパクられたのか?」
ナチュラルにこんな台詞が出てくるトップスピードさん素敵。
・シスターナナと親しかったんだと言われ、慌てるそうちゃん
ちょいちょいラブコメ要素を入れてくるのが微笑ましいような恐ろしいような。
・「レアキャラデスので。シスターナナはお客様デスし」
ようやくマジカロイド登場。すさまじい存在感を発揮している。
魔法道具をシスターナナに売りつけまくっていることを仄めかしているが、そこのところのエピソードはどこかで映像化されないのだろうか。さすがに挿入する隙間がなさそうだが。
・「生物として息の根が止まることだぽん」
演技のよさも相まって、ファヴの外道さをよく表している。
・「配下が脱落するなんて、リーダーとして絶対許せない」
ルーラの価値観として、『自分がリーダーとして秩序を司ること』が第一なのは確かだろう。しかし、その副産物とはいえ、『配下を守ること』も同時に重要なのだろうと思わせる台詞。
しかし態度が悪すぎるため、ちょっと求心力に疑問が見えてしまう。
高慢な上司に営業成績をなじられる図
・「ルーラには逆らえないしね」
「ルーラの魔法、最強だしね」
魔法の制約を教えていないので、双子からすればルーラは強大な支配者なのだ。
しかし人柄でも指揮能力でもカリスマでもなく、ただ『魔法が強い』という(思い込んでいる)だけで従っているのなら、かなり危うい主従関係だ。結局、カラミティ・メアリとマジカロイドの関係と大差ない。
たまは主従といえば主従だが、自分がなさすぎるため積極的に協力するというタイプではない。
本当の意味でルーラに従っているといえるのは、スイムスイムくらいだろう。つまり積んでいる。
ふたたび短編ネタ。そもそもまとめサイトの人気投票で何位だろうと、もらえるキャンディの数に変わりはないのだが。そんなことだからルーラに馬鹿呼ばわりされるんだぞ。
現状での人気は、スノーホワイト、ラ・ピュセル、シスターナナ、ウィンタープリズンの順らしい。おそらくだが、最下位はマジカロイドだと思う。
トップスピードの中の人はかなりギリギリ。シルエットとはいえ、かなり正体がわかってしまいそうな感じ。
スイムスイムはギリギリアウト。さすがにここまでくると、前回の夢が誰のものだったかわかりそうだ。
そもそも魔法少女の正体が誰かということはクリティカルな秘密にはならないので、これでいいのかもしれない。
・メアリの仲間になりたそうなマジカロイド
かなり早期に取り入りに来ている。
原作ではここで1人殺ってこいと言われているが、何か言われたのだろうか。
どうやら来週アリスが登場するらしいので、もしかしたらマジカロイドの退場が前倒しされるかもしれない。困る。
・ねむりんの個人情報ダダ漏れ
自宅の写真まで載せられるのはさすがにかわいそう。
そして脱落者の末路が全員に明かされた。ここで重要なのは、
○毎週、キャンディが最も少ない者は魔法少女ではなくなる
○魔法少女の資格を剥奪されると死ぬ
○自分からやめても駄目
○一般人に正体がバレても死ぬ
といったあたり。
・「たとえこの身が滅びようとも、貴女の剣となることを誓いましょう」
こうして見ると完全にフラグでしかない。
ここのそうちゃんの手が好き
・端末のバージョンアップと、ルーラ組の会話
ここでのスイムスイムは、本当に譲渡機能の使い方を想像していなかったのだろうか。
この先の展開を考えると、それくらいは想定していたという気がする。
・スノーホワイト襲撃直前
原作と違い、ラ・ピュセルが一緒にいるので難易度が上がっている。
しかしルーラならなんとかしてくれるだろう。
これは王者の風格ですわ
●まとめ
主にルーラ組に焦点が当たった回。ルーラとスイムスイム、3馬鹿の関係がしっかり描かれたのは効果的だ。
特にルーラについては、「何やってるのよたま、ユナエルを手伝いなさいよ」と、ちゃんとみんなの名前を呼んでいるのがよかった。なんだかんだで仕事を探してくれているわけだし、ちょっといい人に見えすぎているかもしれない。

- アーティスト: (アニメーション),KEI,MI→NA,桃井はるこ,花たん,転少女,野宮あゆみ,長島☆自演乙☆雄一郎
- 出版社/メーカー: Full Moon
- 発売日: 2012/04/25
- メディア: CD
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