傷口にユーゲル

主にアニメとか漫画とか仕事のこと

2016年に読んだ漫画まとめ

順不同で簡単に感想。

以前の記事と被っているところがあるかもしれない。
最近読んでる漫画 - 傷口にユーゲル




●魔王城でおやすみ

魔王城でおやすみ(1) (少年サンデーコミックス)

魔王城でおやすみ(1) (少年サンデーコミックス)

このテーマで話を続けられているのがすごい。姫の名前が『オーロラ・栖夜・リース・カイミーン』で通称『スヤリス』と言う設定の時点でやられた。
なにげにバイオレンスなスヤリス姫がかわいい。

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シーツを入手するためにモンスターを狩る図



●服を着るならこんなふうに

とりあえず黒い靴を買った。
割と真面目に参考になるファッション漫画。



●櫻井大エネルギー

あずまんが大王」みたいなオシャレタイトルから頭のおかしい不条理世界展開。レトルトカレー星人の話が好き。
続編の「櫻井超エネルギー」はもうちょっとおとなしくなったかと思ったが、複数話にまたがる話が増え、キャラクター性の面白みが増えた。

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●あそびあそばせ

あそびあそばせ (ジェッツコミックス)

あそびあそばせ (ジェッツコミックス)

よくある3人娘の日常ものだけど顔芸率が異常。凡庸な萌キャラとは一線を画しているのだと言わんばかりにガンガン主張してくる。
前作のフジツボみたいな目も好きだったが、今作はかなり普通に可愛く顔を描いているので落差がすごい。

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●ねじの人々

ねじの人々 2 (裏少年サンデーコミックス)

ねじの人々 2 (裏少年サンデーコミックス)

神のみぞ知るセカイ」の若木民喜が著者。ちょっと実験的なコマ割りや演出がある。
哲学がテーマということで小難しいかと思ったが、だいぶ噛み砕いて書かれているし、作者のエッセイ的な読み方もできる。



●ポプテピピック

全体の2割くらいがすごく面白い。



●中卒労働者から始める高校生活

中卒労働者から始める高校生活 7

中卒労働者から始める高校生活 7

「知ってるよぉ……」で局所的に有名なアレ。
作者の体験から描かれている部分もあるらしいが、とても丁寧で好感が持てる。



●ふしぎの国のバード

明治維新後の日本の、特に関東以北を旅するイギリス人探検家の話。清濁ごちゃまぜな日本の昔を率直に描く。



●かぐや様は告らせたい

このテーマでよく続けられるなパート2。
コメディとしてよくできているし、みんな可愛い。特になぜか会長が可愛いのがいけない。
お気に入りは藤原書記。

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●ハクメイとミコチ

メインの2人がどっちも女の子であることに驚きを隠せない。
内容的には、疲れた大人のための童話みたいな感じ。



干物妹!うまるちゃん

一番好きなキャラはシルフィン。



●黒博物館ゴーストアンドレディ

ナイチンゲールをヒロインとした歴史+ファンタジー漫画。
藤田和日郎のヒロインで一番可愛いのではなかろうか。

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●オゲハ

オゲハ3 (it COMICS)

オゲハ3 (it COMICS)

完結。感想はもう書いたので割愛。
http://eno000.hatenablog.com/entry/2016/11/27/134126

なんだかんだでこの空気感は嫌いじゃない。



ハイスコアガールCONTINUE

よく帰ってきたという感じ。なにげにラブコメとしてとても良質な作品。
ここにきて小春ちゃんの可愛さが天元突破している。



●折れた竜骨

米澤穂信の小説を漫画化。魔法のある世界でガチなミステリをやったらこうなるという話。まだ導入部分だが、作画に恵まれていてファンタジーものとして普通に面白い。

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●誰が賢者を殺したか?

誰が賢者を殺したか? 1 (ジャンプコミックス)

誰が賢者を殺したか? 1 (ジャンプコミックス)

賢者の前に賢者はなく、賢者の後に賢者はなし。



戦国妖狐

完結。作者の連載作品では最長となった。
主人公交代など、テクニカルな曲折を経たが、最終的にうまくまとまった良作。



スピリットサークル

こちらも完結。案外短く終わった。
主人公の前世を追体験していく連作短編みたいな雰囲気だが、伏線の張り方は相変わらず上手。「惑星のさみだれ」とちょっとだけリンクしていたりと小ネタがある。



●千九人童子ノ件

丁寧な胸糞。
何もそこまでやらなくてもというところまで普通に突っ込んでくる。ホラーとして一級である。



●ランド

ランド(3) (モーニング KC)

ランド(3) (モーニング KC)

実はSFな重い設定の漫画。
少しずつ世界の姿が見えてきていて、これからが楽しみ。



イムリ

世界観の構築が見事。キャラクターの死、もしくはそれ以上のことが頻繁にあるが、それを他の誰かが受け継いでいるという構図が好き。



●こども・おとな

福島鉄平の短編集。短編集といっても連続した1人のエピソードを描いているので、連作短編といっていい。
それにしてもこの作者はショタコンをこじらせすぎではないだろうか。

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機動戦士クロスボーン・ガンダムゴースト

完結。終わってみると本家より数段長い物語になってしまった。
主人公のフォントのキャラクターは前作と比べても十分立っているし、好感が持てる。カーティスの方もいい大人として格好いい。
なんだかんだで最後を熱く盛り上げるのはさすが。



●はぐれアイドル地獄変

刃牙と競女を足して2で割ってドリフターズ微分したような話。
一言でいってバカエロだが、基本的なストーリーはしっかりしているのがまた。
そして外伝の方はさらに輪をかけてひどく、『酸欠になりながら超遅漏のイルカとハメる』という内容の話は、コミックスに収録できなかったらしい。



●中間管理職トネガワ

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

中間管理録トネガワ(4) (ヤングマガジンコミックス)

各所で話題になった。表紙だけですでに面白いのがずるい。
焼き土下座鉄板で焼肉をする話と、大阪支部の人たちに飲みに誘われたがる利根川の話が好き。