傷口にユーゲル

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【シャドウバース】『ワンダーランド・ドリームズ』新カード感想2

前回
eno000.hatenablog.com

ドラゴンとネクロに露骨にゴミが集まっている感。


●ドラゴン

・ジャバウォック
8/7/7
【ファンファーレ】自分の他のフォロワーすべてを破壊する。
破壊したフォロワーそれぞれについて、「それよりコストの大きいフォロワー」をランダムに1枚ずつ、自分のデッキから場に出す。

評価★★★☆☆
夢のある効果を持つが、他にフォロワーがいなければ無駄になってしまう。一応、低コストフォロワーを破壊して「バハムート」が出てくるような場合もあるが、運次第なので過信はできない。盤面依存の強さを考えると、趣味枠になりそう。


・天窮の竜神
9/5/6
【ラストワード】次の自分のターン中、ドラゴンクラスのフォロワーを場に出した時、そのフォロワーの攻撃力と体力を2倍にする。

評価★☆☆☆☆
一発芸。効果は面白いが、発動までのタイムラグが厳しすぎる。


・赤き猛竜
3/0/5
進化前:
攻撃できない。
進化後:3/10/10
(攻撃できる)あなたのターン終了時にこのフォロワーを破壊する。

評価★★★★☆
進化権を使えば10点ダメージを出せる面白カード。守護がいなければ一気に相手リーダーの体力を半分にできる。体力が5あるのも除去耐性が高くて〇。進化権が切れていれば単なる置物にしかならないのには注意が必要。


・戯曲の竜戦士
3/5/6
進化前:
【守護】
【ファンファーレ】相手の場に《ドラゴン》1体を出す。
進化後:3/5/6
【守護】
【進化時】相手の場のドラゴン1体を消滅させる。

評価★★★☆☆
相手に5/5を与えてしまうが、こちらの方がわずかにスタッツが高い。とはいえ「ボーンキマイラ」などが出ている相手に対して弱すぎるので、使うなら進化権を切るのが基本になるだろう。強い場面と弱い場面が極端になりそうなカード。


・無謀なる戦
7コストアミュレット
自分がニュートラル・フォロワーをプレイしたとき、それは【疾走】と「ターン終了時、このフォロワーは破壊される」を持つ。

評価★★☆☆☆
驚異のコストと効果を持つアミュレット。「ルシフェル」を進化させて攻撃することで13点バーストを狙えるが、7コスト払って何も起こらないというのはかなり難しさを感じる。手札の状況にも依存するので、使いこなすのは大変そう。


・竜技の達人
3/1/4
【守護】
【交戦時】 覚醒 状態なら、ターン終了まで+4/+0する。

評価★☆☆☆☆
覚醒状態なら実質3/5/4守護になれるが、「グリームニル」と枠を争えるとは思えない。


・ヒッポグリフの乗り手
5/2/4
【疾走】
自分の他のフォロワーが攻撃するとき、このフォロワーを+1/+0する。

評価★★★☆☆
うまくいって2~3点上昇というところだろうか。盤面に依存するが、押し込み要員が増えるのはフェイスドラゴンにとって追い風。


・ドラゴニックランス
6コストスペル
相手のフォロワー1体を破壊する。自分が元のコスト5以上のフォロワーをプレイした時、このカードのコストは4になる。

評価★☆☆☆☆
弱い。コスト4でプレイできたとしてもそこまで旨みを感じず、除去として中途半端すぎる。


・フォートレスキャンサー
9/6/8
進化前:
【守護】
進化後:9/6/8
【守護】
【ラストワード】《フォートレスキャンサー》1枚を手札に加える。

評価★☆☆☆☆
9コスト払ってこれは許される効果ではない。今回のドラゴンはカードパワーが時空を逆行している。


・ドラゴサモナー
2/1/2
【ファンファーレ】ドラゴン・フォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから手札に加える。

評価★★★☆☆
スタッツはとても貧弱だが、サーチが可能。範囲が広いため狙ったカードを手に入れるのは難しいが、フォロワーを出しながらのサーチは悪くない。


・大亀の長老
4/2/4
【ファンファーレ】覚醒状態なら、自分のEPを1回復。

評価★☆☆☆☆
さすがにデッキに入れるスペースが見当たらない。


・竜の石像
4コストアミュレット
自分のターン終了時、「相手の場のカードの枚数」が自分より多いなら、このアミュレットは《ドラゴン》に変身する。

評価★☆☆☆☆
即効性がなく盤面に依存するゴミ。


・漆黒の獣戦士
7/6/8
【守護】
【ファンファーレ】手札からコスト最小のドラゴン・カードをランダムに1枚捨てる。

評価★☆☆☆☆
デメリットがなかったとしても採用したくない。何かの間違いかと思いたくなるダメカード。



●ネクロマンサー

・災厄の屍王
4/4/4
進化前:
このフォロワーは、攻撃できない。自分のターン開始時、ネクロマンス6;このフォロワーを進化する。
進化後:4/4/4
このフォロワーは、攻撃できる。
【ラストワード】災厄の屍王を1体場に出す。

評価★☆☆☆☆
王の面汚し。ネクロマンスを下げて出直してほしい。
一応手動で進化すれば効果起動できるので、緊急的に機能させることはできるが、進化前に戻ると置物になってしまうのでやはり厳しい。活用法を考えれば考えるほど絶望を感じるカード。


・ダークアリス
7/5/5
【ラストワード】自分の場のネクロマンサー・カードをすべてを消滅させ、《ダークアリス》1体を出す。
次の自分のターン開始時、自分の手札と自分のデッキのネクロマンサー・カードすべてを消滅させる。

評価★★★☆☆
限定的な「モルディカイ」。このカードの真価はデッキ圧縮ができることにあり、デッキ構築次第でドローをある程度操作可能になる。ただし、有効に利用するのは難しそうで、特に高コストフォロワーをニュートラルで固めた場合、場のネクロマンサーカードが消滅するデメリットを許容できるかが問題になる。


・再生の毒林檎
2コストスペル
自分のニュートラル・フォロワー1体はネクロマンサー・フォロワーになり、「ラストワード このフォロワーと同名のフォロワー1体を場に出す」を持つ。

評価★★★★★
ニュートラルフォロワー限定とはいえ、非常に強力な効果を付与できる。相手のフォロワーと相打ちになってもこちらだけ復活できるので、2コストでだいぶ有利な盤面を作れるのがすごい。「ゴブリンマウントデーモン」などを対象にすれば理不尽さはさらに加速する。


ジェド・マロース
5/5/7
【ファンファーレ】自分のネクロマンサーフォロワーすべてを破壊する。「そのフォロワーの数」と同じだけ自分のリーダーを回復する。

評価★★★★☆
ラストワード持ちと組み合わせるのはもちろん、スタッツが高いために単体で使ってもなかなかいい働きをしそう。回復は微量だが、ここぞという時に生き死にを分けるかもしれない。


ブラックスワン・オディール
6/5/4
進化前:
【ファンファーレ】相手の場にホワイトスワン・オデット1体を出す。その後、このフォロワーは進化する。
進化後:6/6/5
自分のターン終了後、相手のリーダーと相手のフォロワー全てに2ダメージ。

評価★★★★☆
「ホワイトスワン・オデット」をこのカードで除去した場合、このカードが6/1で場に残り、相手のリーダーとフォロワーに2ダメージが通る。
進化権を使用しない全体除去として優秀で、とりあえずデッキに入れておけば働けそうなカード。



・冥河の導き手
2/2/2
【ファンファーレ】
【ネクロマンス】6;このバトル中に破壊された、コスト最大の自分のフォロワーと同名のフォロワー1体を手札に加える。(コスト最大のフォロワーが複数あるなら、その中からランダムに1体)

評価★☆☆☆☆
どいつもこいつもネクロマンスを要求しすぎではないだろうか。バニラとして使える分、「死者の帰還」よりはマシかもしれないが、とても積極的に入れたくはならない。


・セイレーンの涙
2コストアミュレット
自分ターン終了時、自分の場にネクロマンサー・フォロワーとニュートラル・フォロワーがいるなら、ランダムな自分のネクロマンサー・フォロワー1体を破壊する。
その後、ランダムな自分のニュートラル・フォロワー1体を「そのネクロマンサー・フォロワーの攻撃力の値」と同じだけ+1/+1する。

評価★☆☆☆☆
対象がすべてランダムで、即効性も薄い。しかも発動したくない場合でも自動的に発動してしまう。盤面を圧迫するだけの聳え立つゴミ。


・謎かけの芋虫
4/4/3
【ファンファーレ】他の全ての味方ニュートラル・フォロワーに+1/+1する。他のすべての味方ネクロマンサー・フォロワーに2点のダメージを与える。

評価★★☆☆☆
「アリス」の超劣化カードと言いたいが、ラストワードを能動的に発動できるというメリットは一応ある。4枚目以降のアリスとしてデッキに投入する選択肢はなくもない。


・悪夢の処刑人
4/0/3
【必殺】
【交戦時】カードを1枚引く。

評価★★★☆☆
効果により、相手フォロワーと相打ちしつつドローできる。進化やバフを活用すれば複数の相手を倒すこともありえるので、その分ドローが期待できる。体力が3のため、けっこうあっさり倒されるのがネック。


・幽霊屋敷
1コストアミュレット
【カウントダウン】3;自分のターン中、自分のフォロワー(ゴーストを除く)が破壊されるたび、フォロワー《ゴースト》1体を出す。

評価★★☆☆☆
相手フォロワーやリーダーに対するダメージをある程度底上げできる。地味だが、コストが軽くある程度長持ちするのが救い。


・スケルトンオーガ
2/1/4
攻撃時 ネクロマンス 4; +2/+0する。

評価★☆☆☆☆
体力が高く、場に残りやすいのは評価できる。しかし、ネクロマンス4でこの効果はささやかすぎ、むしろ発動してほしくないレベルである。


・デーモンイーター
2/1/2
【ファンファーレ】自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体を破壊して、カードを2枚引く。

評価★★★☆☆
スタッツは使いにくいが、「ソウルコンバージョン」を内蔵している。フォロワーを出しつつこの動きができるのは悪くない。


・マッドハッター
7/4/5
【ファンファーレ】自分の場に他のフォロワーがいるなら、自分の他のフォロワー1体を破壊して、《ブリキの兵隊》1体を出す。
(ブリキの兵隊
5/4/5
進化後:5/5/6
進化時:相手のリーダーか相手のフォロワー1体に3ダメージ。)

評価★☆☆☆☆
いくらなんでももう少し強くできただろうと思う。割と有名なキャラクターなのにひどい扱いである。



●ヴァンパイア

・邪悪な妖精・カラボス
6/6/6
【ファンファーレ】自分のリーダーに「自分のターン開始時、自分のPP+1されない」と「自分のターン終了時、相手リーダーに1ダメージ、自分がカードを1枚引く」を付与する。(この効果は重複する)

評価★★★★★
すごく楽しそうな効果。スタッツが高いこともあり、下手に出し渋るよりはさっさとプレイしてしまい、低~中コストカードを連発して殴りきるデッキを作るのがよさそう。効果自体は非常に強烈で、ヴァンパイアに新しい動きがもたらされる期待はある。


・昏き底より出でる者
8/6/7
進化前:
【潜伏】
このフォロワーが潜伏中に攻撃したとき相手リーダーに6ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが潜伏中なら相手リーダーに6ダメージ。
進化後:
【潜伏】
このフォロワーが潜伏中に攻撃したとき相手リーダーに8ダメージ。
【ラストワード】このフォロワーが潜伏中なら相手リーダーに8ダメージ。

評価★★★★★
執拗なまでに相手リーダーにダメージを与えたがるカード。進化して顔面を殴れれば、驚異の16点ダメージが通る。やはり下記「バンダースナッチ」の効果で引っ張ってくるのがメインの使い方になりそう。また、「バフォメット」の対象になるので、そちらでもよい。ただし普通にプレイした時に即効性がないので、それだけは注意しなければならない。


・致命の刃
3コストスペル
相手のフォロワー1体は「【攻撃時】このフォロワーに3ダメージ」を持つ。
復讐状態なら、相手のフォロワー1体だけでなく相手のフォロワーすべては「【攻撃時】このフォロワーに3ダメージ」を持つ。

評価★★★☆☆
変則的な3コスト3点ダメージ。復讐状態なら疑似的な全体除去となるが、過信はできない。とはいえこのカードを入れるなら復讐時の効果を期待するだろうから、「ブラッドムーン」などのお供となるだろう。その場合、基本的にミッドレンジ~コントロールデッキの時間稼ぎ用カードとなる。


・ファントムキャット
6/5/5
【ファンファーレ】カードを2枚引き、相手のリーダーに「引いたニュートラル・カードの枚数の2倍」と同じダメージ。

評価★★★★★
スタッツもそこまで悪くない上に、ドロー効果が強力。おまけに運次第だが、バーンダメージがついてくる。かなり盛り沢山で、活躍の機会が多そうなカード。


・デモンオフィサー・エメラダ
7/4/5
【ファンファーレ】相手のフォロワー1体か相手のアミュレット1つを破壊する。
復讐状態なら、【疾走】を持つ。

評価★★★★★
「エクスキューション」内蔵でこのスタッツ。ついでに復讐状態で疾走を持てるというのもすばらしい。消滅させない代わりにすごく強くなったオーディンといった感じ。ミッドレンジ以降のヴァンパイアの頼れる新戦力である。


・変装の牙
1コストスペル
ターン終了まで、自分のニュートラル・フォロワー1体は「フォロワーへ攻撃したなら、ダメージを与えあう前にそのフォロワーを破壊する」を持つ。

評価★★★☆☆
限定的になった代わりにコストが下がった「メドゥーサの魔眼」。除去にフォロワーを要求する弱点はそのままだが、さすがに1コストなら使える場面はあるのではないかという願望はある。


・狼少年
2/3/1
このフォロワーは攻撃力1のフォロワーに攻撃されない。

評価★★☆☆☆
「ゴブリン」などに相打ちを取られることを防ぐが、「御言葉の天使」などの1点ダメージにとても弱い。採用は環境次第か。


・バンダースナッチ
5/4/5
【突進】
【ファンファーレ】【エンハンス】7;「【ラストワード】次の自分のターン開始時、コスト6以上のフォロワーをランダムに1枚、自分のデッキから場に出す」を持つ。

評価★★★★★
素で使っても5/4/5突進は有能。さらにエンハンスを活用することで、デッキ内のフォロワーをサーチしつつコストを踏み倒して場に出せる。さまざまなカードとの組み合わせが考えられる、夢あるカード。


・緋色の剣士
5/2/4
【必殺】
【ファンファーレ】 相手のリーダーか相手のフォロワー1体に2ダメージ。自分のリーダーを2回復。

評価★★★★★
「ワードローブレイダー」に似た効果。こちらは1コスト高いが相手リーダーを対象にでき、進化の必要がない。そして必殺持ちである。ここまで効果が盛られていれば、さすがに強いと思われる。


トー
2/3/3
攻撃できない。味方のニュートラル・フォロワーが場に出たとき、このフォロワーは突進を得て攻撃できる。

評価★★★☆☆
突進を活かすためには3ターン目以降に他のフォロワーと同時に出す必要がある。現実的に考えると、4ターン目に2コストフォロワーと一緒にプレイし、盤面を取りに行く感じだろうか。そこまで考えなくても、素直に2ターン目に出して、相手の2/2や2/3を倒しに行くのがベターか。


・悪魔の鍵
3コストアミュレット
カウントダウン 5
自分のターン中、自分のリーダーがダメージを受けるたび、このアミュレットのカウントダウンを1進める。
【ラストワード】次の自分のターン開始時、自分の手札のコスト最大のフォロワーをランダムに1枚場に出す。

評価★★★☆☆
自傷することでフォロワーを直接場に出すことができる。3コストなので出すタイミングが少し難しいが、決まれば強力。一応、「バハムート」で無理やり効果を発動させることもできる。


・ひねくれ者の悪魔
3/2/3
【ファンファーレ】相手の場にフォロワーがいるなら、【守護】を持つ。
相手の場にフォロワーがいないなら、+2/+0して、自分のリーダーに2ダメージ。

評価★★★★★
相手の盤面次第で効果が変わる。どちらも強力で、もとのスタッツの優秀さも合わせて活躍が期待できるカード。


剛拳の用心棒
4/3/4
【ファンファーレ】体力3以下の相手のフォロワー1体を破壊する。復讐状態でないなら、自分のリーダーに2ダメージ。

評価★★★★★
場に出すだけで除去ができるのは非常に優秀。進化後のスタッツも高いため、有利な盤面を作るのに非常に貢献する。また、「エルフの少女・リザ」のような効果をスルーして破壊できるのも地味ながらよい。



●ビショップ

スノーホワイトプリンセス
2/1/2
【ラストワード】 《スノーホワイトプリンセス》を出す。その後《スノーホワイトプリンセス》を進化させ《スノーホワイトプリンセス》は能力を失う。
進化後:2/2/3

評価★★★★★
進化前は貧弱だが、能力により2/3突進を出せる。そのため自分よりも大きな相手に勝てる可能性があり、盤面を取る能力はとても高い。中盤以降コストが余った時に出しても、除去耐性とそこそこの打点があるフォロワーとして優秀。また、「天界の忠犬」や「ウルズ」などとの相性もいい。


・黄金郷の獅子
7/5/5
【ファンファーレ】手札のコスト5以下のアミュレット1体を場に出し、それを破壊する。
自分の場にニュートラル・フォロワーが出るたび、このカードをコスト-1する。

評価★★★★★
アミュレット関係の強化カードは毎回出ていたが、今回はかなり本気な感じ。後者の効果によってかなりのコスト減が見込め、アミュレット破壊によって一気に盤面を制圧できる。単純に「獣姫の呼び声」を割っても強いが、やはり「凍りづけの巨象」と組み合わせたい。


・アリスの冒険
2コストアミュレット
自分の場にニュートラル・フォロワーが出るたび、自分のアミュレットすべてのカウントダウンを1進める。

評価★★★☆☆
「祈りの燭台」よりもコストが低く、デッキ構築次第ではかなりの加速が見込める。しかし迂遠な効果であることに変わりはなく、有効に活用するには頭を悩ませる必要がありそう。


・赤枝の聖騎士・ノイシュ
2/2/2
【ファンファーレ】自分のターン開始時まで、自分のリーダーへの4以上のダメージは3になる。

評価★★★★☆
超越やOTKエルフへの恨みが形となったかのようなカード。効果は1ターンのみだが、その1ターンを延命できるかで勝敗が決まることは多い。


・ホワイトスワン・オデット
6/4/5
進化前:
【ファンファーレ】相手の場にブラックスワン・オディールを1体出す。その後、このフォロワーは進化する。
進化後:6/5/6
自分のターン終了時、自分のリーダーと自分のフォロワー全ての体力を2回復。

評価★☆☆☆☆
片割れとは逆に回復能力を持つが、全体ダメージと全体回復はまったく等価ではない。この効果を十分に活かすにはダメージを受けている自分のフォロワーを用意する必要があり、回復も無駄になる可能性がある。とかく有効に使いにくいカード。


・三月ウサギのお茶会
5コストアミュレット
カウントダウン 4
【ファンファーレ】【ラストワード】《ブリキの兵隊》1体を出す。

評価★★★★★
ファンファーレによってすぐにフォロワーが出るのがうれしい。さらに、カウントダウン4であるため、次のターンに「ガルラ」を出すことできれいにつなげることができる。カウントダウン関係ではトップクラスの性能といえる。マッドハッタ―は反省してほしい。


・天狐
5/4/5
自分のフォロワーが攻撃するとき、自分のリーダーを1回復。

評価★★☆☆☆
ほぼエイラビショップ専用カード。標準的なスタッツを持つが、単体での効果は地味で、無理にこのカードに頼る必要は薄い。


・ハティ
6/3/7
【ファンファーレ】相手の場に進化後フォロワーがいるなら、【突進】と【必殺】を持つ。

評価★☆☆☆☆
効果が起動できればそこそこ役立つが、素での性能が低い。ビショップの6コストは他に入れたいカードがいくらでもある。


イーグルマン
6/4/5
【守護】
自分の場にニュートラル・フォロワーが出るたび、このカードのコストを-1する。

評価★★★★★
イラストも含めて神。-2もできれば4/4/5守護という相当のコストパフォーマンスになり、中盤以降もニュートラルフォロワーを出していけば、余ったコストで出せるレベルのコスト減を期待できる。「黄金郷の獅子」と合わせ、盤面を取るのにかなり貢献しそうなカード。


・粛清の聖堂
2コストアミュレット
カウントダウン5
相手のフォロワーが破壊されるたび、このアミュレットのカウントダウンを1進める。
ラストワード カードを3枚引く。

評価★★☆☆☆
「聖なる願い」に比べ、3ドローは魅力だが、そのためのコスト、カウントダウン増加は悩ましい。ビショップは他にドローできるカードも豊富なため、このカードを投入するのは過剰な感じがする。


・ホワイトタイガー
3/3/2
【守護】相手の能力で選択できない。

評価★★☆☆☆
3/2/3であってほしかった。


・鳥飼いの使徒
4/4/3
【ファンファーレ】
《詠唱:白翼への祈り》1つを出す。

評価★★★★☆
「熟達の調教師」と比べ、出てくるアミュレットが軽い代わりに本人が標準スタッツを持っている。このカードを使うなら、「ホーリーファルコン」の疾走を活かしたい。


清浄の僧侶
6/4/6
【ファンファーレ】
《僧侶の聖水》2枚を手札に加える。

評価★★★☆☆
手札が聖水で溢れそう。回復するには最低8コスト必要なので、コストを十分確保できるデッキで使いたい。とはいえこのコスト帯なので、効果の迂遠さは禁じ得ない。



●まとめ

強そうなデッキは、ニュートラルエルフ、ニュートラルロイヤル、ミッドレンジヴァンプといったあたり。ニュートラルカウントビショップも、だいぶ上位に食い込めるのではないだろうか。
ウィッチはなんだか特殊なカードが多く、活躍が読みづらい。ドラゴンとネクロは一回休み。
とりあえずアリスを3積みしてニュートラルフォロワーを突っ込んでおけばデッキの形になりそうなのは、ちょっと心配である。リーダー固有カードとのバランスが取れていることを期待したい。