石田スイ✕HUNTER✕HUNTER感想
ジャンプ+で石田スイの描いたHUNTER✕HUNTERエピソードが公開されているので読んでみた。ヒソカが子供の頃の話のようだ。
ネーム形式での公開だが、えらく描き込まれているので普通に漫画を読んでいるような気になる。どうかすると本家の連載時より線が多い。
以下、ややネタバレ。
●全体の感想
ネームなのもあるが、全体的なデザインを含め、冨樫義博の絵に寄せてきているように見える。ネーミングも、モリトニオとかいかにも本編に出てきそうな感じがベネ。
本作では、ヒソカがバンジーガムとドッキリテクスチャーを修得する顛末が描かれているが、それにしても修得が早い。
ドッキリテクスチャーのほうは、ほとんど即興で編み出しているようにしか見えないし、自力で凝を行うなど、昔から覚えが良かったことが伺える。尺の都合もあるのだろうけど。
水見式など、懐かしのネタが使われたのもファンには嬉しい。
●小ネタについて
サーカス団の人が12年かけて身につけたジャグリングの技術を、ヒソカがあっさりとマスターするのは、無限四刀流の人のオマージュだろう。
昔から人を挫折させるのが上手かったわけである。
この時持っているクラブも4本
さらに、モリトニオが昔ハンター試験で出会った合格者というのも、おそらくジンで間違いない。
黒髪の男性、その年唯一の合格者というのが符合する
モリトニオがヒソカに能力を真似られた際に、その男を思い出すのもこの説を後押しできる。
ジンは打撃系の技なら一度喰らえば真似できるので、かつてのモリトニオもそういうジンの特技を目撃していて、咄嗟にヒソカの姿を重ね合わせたのではないだろうか。
総じてきれいにまとまった、レベルの高い読み切りだった。特に、本編には間違っても出なさそうなタイプのヒロインが可愛かったので満足である。
本編に出たらポンズコース直行だろう

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