傷口にユーゲル

主にアニメとか漫画とか仕事のこと

最近のスタリラ

スタァライト九九組も3年生になるということで、しばらく離れていたスタリラに復帰していた。


このタイトル、人に勧めるかというと、ゲームとしては微妙だけどもキャラゲーとしては有能なので、まあレヴュースタァライトファンなら試す価値もあるんじゃなかろうかとは思う。

特にリリース当初はAndroidiOSとでリリース日に差があったり、異様にキャラが引けなかったり、前触れ無くパイタッチが削除されてしまったりと問題も多かったが、1.5周年を機に運営も心を入れ替えたらしく、石を配ったり無料ガチャを設置したりして、だいぶ遊びやすくはなっている。やはりソシャゲはガチャを引けなきゃ始まらない。



●いいところ


・ストーリー、イベント等がフルボイス。また、キャラクターの立ち絵はLive2D。

・イベントで星3キャラクターが配布される。

・レアリティは星2~星4までだが、ストーリーやイベントクリアなら星3までで普通にクリアできる。

・周回はスキップできるので素材集めは楽。また、オートバトルもできる。

・レヴュー曲が豊富。


●わるいところ


・ガチャは渋い。ただし上記の通り最近になって優しさを見せてきている。

・イベントにはボス戦があるのだが、その周回だけは残念ながら手動でやる必要がある。オートにできるとはいえちょっとダルい。

・コンテンツがちょっと張り付き推奨気味。やらなきゃいいと言えばそこまでだが、せめてシアタールームのスタミナ回収とかはなんとかならないだろうか。周回関連が快適な分、それ以外のデイリーミッションなどが億劫になりがちである。

・星2、3のキャラも星4と同じく最大レベルの80まで育てられるが、残念ながらステータスは後者に及ばない。最近になって、星2はさらに強化して強力なキャラに育てられるようになったが、相当時間がかかる上にさらに張り付く必要が出てくる。

・レヴュー曲に付随するバフ効果は抽選で選ばれるので、好きな曲に好きな効果を乗せられるわけではない(神経質になりすぎなくてもいいが)。


●対人戦


VSレヴューという対人戦がメインコンテンツかつエンドコンテンツと言える。チャレンジクエスト以外のコンピュータ戦なら基本的に楽勝で勝てるので、歯ごたえのある戦いをしたい場合は、プレイヤー同士で舞台衣装を血に染めることとなる。

しかし対人戦というのは往々にしてストレスの溜まるもので、このVSレヴューにしてもまあ、そういった要素が無いわけではない。


このゲームは属性の概念があって、ちょうどFGOでいうところの三騎士+四騎士と同じようなクラスに分けられる。そこからレヴューに5人を選出するわけだが、もちろん同じ属性で固めるというのは逆に相手に弱点を突かれやすいということであり、できればバラけさせるべきである(同じ属性の仲間を強化するスキルもあるので一概には言えないが)。

ところが、そう都合よく星4のキャラを違う属性まんべんなく所持しているかといえばもちろんNOで、どうしてもガチャで引けたキャラを工夫して編成していくしかない。それでなくても、相手に使われて強いと思ったキャラを自分でも自由に使うということは、システム的に無理な相談である。

このへんが、最初から対戦ゲーとして設計されているDCGなどと違うところで、まあ仕方ないといえば仕方ない。メギドなんかのPVPも同じである。

もっと言うと、属性だけではなく各キャラのスキルに対するメタキャラなどもいるのだが、そこらへんまで考えていくときりがないのでやめておく。とにかく、上の方では属性やスキルの相性など複雑になっていく割に解消法が乏しいので、あまり血道を上げるようなコンテンツではないということだ。


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属性や育成度で負けるとこんなふうになる



ただし、今のスタリラは新規、(私のような)復帰勢が増えているようで、VSレヴューもいかにもな上級者に当たることは少なく、特別講演のAランクにまでは上がることができている。

対戦ゲーは人口の多さが面白さに直結するという法則が、ここにも適用されているわけだ。

このゲームで上を目指すとかなりの覚悟が必要となるため、好きなキャラと浅瀬でぱちゃぱちゃ遊んでいるのが最も健全だと思う。


推しをうまいこと引けないと悲しいが、それは他のゲームでも同じである。九九組限定でパーティ5人を組むとかいうくらいはまあまあ余裕でできるので、アニメや舞台が好きな人はそれなりに楽しめるかもしれない。


●舞台少女

上記の通り好きなキャラで遊んでいるのがいいが、一応対人戦と対イベントボス目線で今使っている舞台少女を紹介。



・銃士ダルタニャン 愛城華恋

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華恋は一応アニメや舞台の主人公であるが、スタリラにおいてはどの衣装を着ても使われることが少ない……というかまあ、ぶっちゃけあまり強くない。

そしてこれは最初期に実装されたキャラで、特にこれといった強化も受けていないので、力不足というか型落ちというか、そんな感じの子だがボイスの可愛さと愛で使っている。失くしたってキラめきは消えない。



・銃士アトス 神楽ひかり

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ダルタニャンと同じく初期実装組だが、強化をもらっているので最初よりもスキルが強くなっている。とはいえ対人戦というよりは単体ボス相手に使う性能なので、どちらにしろあまり対人に連れて行くことはない。



・シンデレラ 露崎まひる

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かれひかと比べてまひるちゃんはちょいちょい見かける。その中でこのシンデレラは、相手の攻撃を引き付ける挑発持ちの盾役なのに加え、必殺技でストップ付与ができるので強い。それにとっても朗らか。



・ファントム 大場なな

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最初期実装組の割にいまだに強い。さすがばなな。敵1体に大ダメージを与えるので、イベントボス周回で活躍できる。



ラプンツェル 星見純那

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スキルで味方にキラめき配布でき、必殺技でくろいきりを発生させる対人戦のリセッター。超ロングヘアの純那ちゃんが見られるという点が一番の魅力。



・ゼウス 天堂真矢

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相手のバフを剥がしながらこちらのデバフを剥がす頭おかしい性能の必殺技が対戦相手の心を折りにいく。スキルも普通に強くてこれぞThis isさんって感じ。



くるみ割り人形 西條クロディーヌ

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味方に有利属性へのダメージバフを掛けられるので、イベントボス等で有用。必殺技のモーションもかわいい。



・玉椿の君 花柳香子

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必殺技で相手の後ろ3体を攻撃する変則的なキャラ。妨害能力は高いのだが、肝心な時に前衛に攻撃できなかったりしてやきもきする。そのへんも香子っぽいか。



・乙姫 巴玉緒

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ここから聖翔以外のメンツ。このキャラの必殺技は敵全体にダメージ+暗闇付与というもので、このデバフの強さが尋常ではない。相当の確率で暗闇になり、必殺技を含む攻撃がスカされるというのは非常にキツい。



・クリスマスのお結々 田中ゆゆ子

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味方全体にキラめき配布したり、デバフを解除したりするスキルを持つ。貴重な雪属性なのもあって重宝している。あと純粋にキャラとして好き。



・ドクター 雪代晶

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味方2体にキラめきを配布し、クロちゃんのように有利属性ダメージアップを付与する必殺技を使う。とにかくこのゲームはキラめきを溜めて必殺技を撃ち合うのが重要なところがあるので、キラめき配布は大事にしていきたい。



・ナース リュウ・メイファン

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ナースだけどアタッカーで、バリア無効の風属性大ダメージ必殺技を持つ。『マリー・アントワネット 花柳香子』という悪魔を屠るために鍛えた刃である。




なんだかんだと言ってきたが、ゲーム内とはいえアニメで親しんだキャラのその後を見られるのは楽しいし、他学校の舞台少女も好感が持てる。いつ飽きるかはわからないが、とりあえず舞台創造科の端くれとして、もう少し続けていこうと思っている。