「誰が賢者を殺したか?」15話感想
賢者の歌
賢者の更新がやってきた
テクノロジーなんて知ったことか
ゲーム脳なスカした野郎に
墜殺 刺殺 爆殺 毒殺
古典の威力を見せつけてやれ(Dead man tell no tales)
愚民はひれ伏せ賢者が通る
所詮はペースメーカーに握られた命
遺伝子細工の弱卒どもに
継ぐ者印のトリカブト
自然の力を見せつけてやれ(Silence is gold)
(台詞)
「近づいちゃだめだべ! 死にたいべか!」
「おやすみ」の準備はいいか スクリーンショットを怠るな
宅配便は死神と思え 例のマークに気をつけろ(ドドドドドドド)
朝の賢者は仇でも生かせ 夜の賢者は親でも殺せ
結局アスランってなんだったんだろう……
・"勇者"アレンの偽物
アレンかと思いきや、単なる騙りだった。
"一行"のメンバーなら、記憶媒体のセキュリティを破れるとレッドさんが言っているが、溝呂木くんにそれができる気があまりしない。
結局、この人もユーチューバーで、ネタが欲しかっただけのようだ。
・「"魔王"事件当時、『VR世界』はまだ世界リリースされていなかったんです」
「基本的にプレイ可能だったのは日本人ユーザーのみさ」
日本がすごく優遇されている世界に来てしまったようだ。
"一行"がVR世界を利用していたという理由で、全員が日本人だろうと予想しているが、さすがに無理がないだろうか。ダーゲンハイムは不正利用していたとニックが予想しているように、ハッキング集団なのだから、他のメンバーも同じことをやっていると考えたほうがいいのではないか。
メタ的なことをいえば、話を世界規模に広げると大変すぎるから、スケールを矮小化するためにそう設定したのだろうけども。
・"吟遊詩人"オロロ登場
今度は名前が『尾路六』花だからオロロ。布袋先生も本名にちなんだハンドルだったし、全員がそうなのかもしれない。
しかし六花さん、人の記憶媒体のロックを勝手に外して中身を読むとは、手癖が悪い。
『反核運動家』というのは聞き慣れない言葉だが、目的のために、だいぶ汚い手も使ってきているのだろう。実際に核縮小の実績もあることだし、活動家としてだいぶ目立っているようだ。
で、この人も布袋先生のように殺されかけたりしているのだろうか。知名度では布袋先生以上な気がするが。
もし六花さんが殺された場合、『海外にいるうちは無事で、帰国すると殺される』という法則が生まれるかもしれない。『継ぐ者たち』が、国内でしか殺人ができないという理由は思いつかないが。
●まとめ
正直あんまり印象に残らないエピソードだった。
やっぱり"一行"の人数が多い割に登場が遅すぎた。仕方ないのかもしれないが、この期に及んで小出しにされると、『またこいつも死ぬんだろう』というネガティブな見方になってしまう。布袋先生の犠牲は大きな損失を残してしまった。
早いところ残りのメンバーが出てきてほしいが、六花さんを除いても、残り4人。次が登場するまで、六花さんは生きているだろうか。
今週の1コマ
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